2015年11月20日

主治医(かかりつけ医)意見書作成に役立つ問診票を

 先日、某製薬会社の主催で「認知症エリアサミット in 後志」という会に参加させていただきました。

大阪の高槻市にある認知症疾患医療センター長の森本先生のご講演を拝聴し意見交換を行いました。とても、刺激になるお話でした。

この1,2年の間、いろいろと仕事に追われブログの更新もしておりませんでしたが、その間個人的にはとても刺激を受け啓発される方たちとの出会いに恵まれておりました。ここで改めて感謝を申し上げる次第です。


 さて、今回のサミットでは、突然送られてきたかかりつけ医の意見書に翻弄されることが多々あり、その解決策として、「事前に記入してもらったら容易に意見書の記載ができるような問診票」を作ったことがあるというお話に心動かされ、早速このタイトルとなった次第です。


まず最初に、個人的に作ってみた問診票なるものを提示いたします。



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posted by 極楽とんぼ at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 医学・健康

2013年01月10日

認知症について(1)〜(5) ― 認知症と高次脳機能障害 ―

認知症に関連した記事が散乱してきましたので、ひとつのカテゴリーとしてまとめましたので、こちらをご覧ください。
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2012年12月31日

Cilostazol(プレタール)とClopidogrel(プラビックス) : 当院での比較検討(6)おまけ

いろいろ調べて、面白いなと思った「おまけ」をご紹介します。

まず、脳梗塞再発例についてです。
プレタール200mg服用中の脳梗塞発症例 1例
プラビックス75mg服用中の脳梗塞発症例 3例
プレタール:プラビックス=1:3の処方比率でしたから、ほぼ同じ比率の再発率でしょう。

さらに、何らかの理由で抗血小板剤を中断し、その後に再開したところ、そのために再発したと思われる症例が 2例ありました。
1例は、 バイアスピリンを10年間継続、その後半年間抗血小板治療を中断し、プラビックス75mgを開始。3週間後、除雪中に再発。
もう1例は、 プラビックス50mgを継続してあるとき中断してしまい、11ヵ月後にプレタール200mgを開始したところ1ヵ月後に再発。
この2例を経験して以来、「抗血小板治療薬を一時中断して再開した際に脳梗塞の再発のリスクが高くなる(中断している間に新鮮な血栓の形成が促されるため)」のではないかと考えるようになりました。

さらにこんな例も。
抗血小板剤を中断したために再発したと思われる症例(2年間プレタール200mgを継続、4週間の中断のあと発症)。
抗血小板治療が不十分だったと思われる症例(プラビックス25mg、50mg服用例 2例、プレタール100mg服用例 1例)。

脳出血合併例.GIF当院では数少ない脳出血合併例です。
血小板凝集能検査も、血液凝固系検査のINRも、食事やサンプリングのタイミングなどの影響を受けやすく数値の信頼性が乏しいというのが一般的に言われることですが、この2例のように、どんな状況下にあっても、(特に肝疾患などの既往もないにもかかわらず)血小板凝集能が低値を示す人がいるのではないでしょうか?もしそうなら、こういう人への抗血小板治療薬投与は慎重にすべきではないかと思います。

以上、あと少しで年を越すというときにブログを書いておりました。
家族の手伝いとか、ほかにやることがあるだろうって?
実は、今年は喪中なんです。
我が家は、静まり返っています。

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posted by 極楽とんぼ at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 医学・健康